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help リーダーに追加 RSS 国会図書館と入潮様(7月の上京その2)

<<   作成日時 : 2008/07/20 13:48   >>

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国立近代美術館を後にして、次に向った先は靖国神社方向。
武道館の前を通って北の丸を縦断し、
何故か北へ向かってしまいました。

九段の常夜燈?
画像


靖国神社沿いに歩いてふと思う。
あれ?次に行きたいのは国会図書館のはず。
これって、全く逆方向に歩いてきてしまっている(◎o◎)
九段下の「蕃書調所跡」が私を呼んだのか?

まあ、しょうがない。
適当な性格が裏目に出るときもあります。
ここから歩くか、とも思いましたが、
時間も限られているので地下鉄を利用して国会図書館へ向かいました。

随分久し振りの国会図書館です。
まともに利用者として入ったのは学生時代以来ですから、
もう約20年も前のこと。
最近でも7年前。
これは仕事だったので通用口からお邪魔しました。

到着が18時だったので、
図書の閲覧申請は終了していましたが、
今回は「利用者登録」さえ出来ればOK。
これさえできれば、HPから複写申請が出来るってもんです。

無事に登録が終りカードを発行してもらって
国会図書館を出ました。
そして、ここからもう一つのメインイベントが待っています。
大鳥圭介の研究者として、現代のエンジニアとして尊敬する
入潮様との会合です。

以前、発見館の宇都宮三郎の展示にお越しくださったので、
機会があれば表敬訪問したいと思っていたので、
今回、ご都合があえばお会いしたいと思っていたところ、
幸いにも会っていただくことができました。

待ち合わせが21時過ぎだったので、
その前に宿(浅草)にチェックインして荷物を整理し、一息。
20時に仕事の電話を片付けて、
入潮様お勧めの温泉「蛇骨湯」に入ってきました。

蛇骨湯⇒公式HPはこちら
画像


この温泉、浴室に入ると男湯と女湯の両方にかけて描かれた巨大な富士山の壁画が
バァーン!と目に飛び込んできます。
おそらく昭和30年代の建築。
カランやシャワーも旧式ですが、味わい深い空間です。
湯は、通称「黒湯」と呼ばれる天然鉱泉。
自分の見た目では褐色澄明で、無臭でした。
HPによると、
「黒湯は、火山性の温泉とは異なり、
古生代に埋もれた草や木の葉の成分が地下水に溶け込むことによりできた冷鉱泉で、
神奈川県横須賀、鎌倉周辺から東京湾岸に沿って温泉脈が分布しております。
体の芯まで温まり浴後も湯冷めしないのが特色です。」とあります。
体の芯まで温まり浴後も湯冷めしないのは確かで、
上がった後もしばらく汗が出続けました。

さて、入潮様との会合。
私が東京に不案内ということもあり、待ち合わせ場所は
銀座線浅草駅となりました。
入潮様には仕事先から直接お越しいただくこととなり、
お忙しいところ恐縮でした。

浅草と言えば、宇都宮三郎とも豊田市を走る旧三河鉄道(現在の名鉄三河線)とも縁の深い
神谷バー」です。
まずは神谷バーで再会を祝しました。
閉店が22時なので、いきなりラストオーダーになりましたが、
電気ブランも、その場の雰囲気も十分満喫させていただきました。

せっかくなので、入潮さんにもう一軒お付き合いいただき、
色々なお話をうかがいました。
その中でも興味深かったのは、途上国の途上国たる所以。
それは「人」の問題(当然人種とかではありません)だということです。

個人の力量、と言うより時代(または現状)を切り開いていく気概を持つ人物がいるか、
またはそうした人物が仕事に向う環境があるか、
それによって社会の発展の飛躍とその後の継続性が左右される。

明治の宇都宮や大鳥にも思いをはせながら、
発展を望む社会にとって必要とされるのは
やはり人材ではなく人財なのだと。

システムとしてそれが機能しない場合もある。
プランナーに対するエンジニアの立場を聞くにつれ、
心の涙腺緩みっぱなしでした。
それでも、
矛盾を抱えながらも、目の前の課題に取り組む。
そんな入潮さんの姿勢を感じ、元気をもらいました。

そしてまた「常識」的な歴史観への警鐘。
いかに「小説的」な史観がまかり通っているか。
入潮さんの調査(これも仕事が終わって深夜の作業ですから脱帽です)で明らかになる
史料に基づく事実と、一般に流布している説の食い違いにははっとさせられます。

楽しい時間があっという間に過ぎてしまいました。
飲みながらこうした話をするなんて、
貴重な体験でした。
(仕事上でいろいろな人とお話したところで、宇都宮を語れる人は稀なのです。)

なんだか宇都宮と大鳥のような?
昔からの知り合いのような、
親近感が増しました(一方的でしたら申し訳ありません)。
入潮さん、これからもよろしくお願いします。

楽しいお酒のおかげで、翌日は二日酔いにもならずにすみました。
人と交わるほど面白いこともないと思います。
ありがたいことです。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
上京してのお仕事、ついでの見学、入潮さまとの歓談と充実したご様子うかがえます。
入潮さまやMOJOさまがおっしゃるとおり、小説家のイメージする人物像や歴史観がまかりとおり、史料を丹念に調べ、史実を掘り起こして歴史を研究している人々の嘆きが聞こえてきます。
「神谷バー」には私も先日行ってきたばかりです。レトロな電気ブランを飲み交わしながら明治の先人たちを同じ視点で語られた夜はなににも代えがたく、楽しかったことでしょう。
想像した私もつい、よかったな、などど思ってしまいました。
けんちゃん
2008/07/24 09:40
けんちゃん様
陳腐な言い方ですが、
人間は人と人との間にあるものということ、
また縁というものの不思議さを、
その面白さに出会いながら実感する日々です。
思えば
けんちゃん様とも宇都宮繋がりでお目にかかることになったのですから。

神谷バーの電気ブラン、私のお気に入りの一つです。
家に買い置きがしてあるのですが、
やはり現地でいただくのが一番のようです。
MOJO
2008/07/26 21:19

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