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help リーダーに追加 RSS 国立近代美術館と千代田城(7月の上京その1)

<<   作成日時 : 2008/07/19 23:47   >>

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先月に続いて、東京へ出張しました。
今回も行き先は文化庁です。
用務は18日の1日のみだったのですが、
休日勤務の代休もたまっていたので、
休みを利用して前日から東京入りし、
以前から見てみたかったところややりたかったことをしてきました。

まずは国立近代美術館。
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美術鑑賞ってガラではありませんが、
近代という時代をどのように扱っているのか一度見てみたくて入ってみました。

感想を一言で現すなら、
「すごく面白い!」です。

自分は美術が解る人間ではありません。
美術を解ろうとも思いません。
ただ、目の前の図象のイメージやメッセージを感じようと思っています。

今回目にした作品たちは、作品自体の好き嫌いはあるものの、
美術史的に並べてみれば、どれもその時代を切り取った表現です。
そのコレクションを目の前にして楽しくないはずはありません。
展示方法(解説)も控えめながら展示者の意図を確実に伝えるようにしてあり、
興味深く拝見しました。

並んでいる作品は、美術の教科書で見た事があるぞ、というようなものもありました。
やはり印刷ではダメです。印刷では絵の筆致や油絵の盛り上がりなどわかりはしません。
本物の迫力には圧倒されます。
特に印象に残った作品は、
土田麦僊 「湯女」
北野謙の写真作品「our face」より 北海道東川町幼児センターの子供たち63人を重ねた肖像
吉原治良「黒地に白」
です。

また、ギャラリーで行われていた「建築がうまれるとき」という小企画展も、
ドローイングや試作模型を通じて
建築家の思考の推移や形を求めていく過程を垣間見る事ができて
非常に興味深いコーナーでした。

美術館から千代田城の眺め
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今回、近代美術館を訪ねた理由にはもう一つ。
近代美術館工芸館を見たかったのです。

近代美術館工芸館外観
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逆行で解り辛くて申し訳ありませんが、
華麗で堂々たる赤レンガの建物は、明治43年建築の
旧近衛師団司令部庁舎(重文)です。
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床下通気口の金物
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内部の様子(エントランスから正面階段)
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階段踊り場から2階ホール
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この建物目当てに訪ねたと思われるかもしれませんが、
実はここに来るまで、この建物が使われているとは知りませんでした。
迂闊モノです。
ここに来た理由は、
工芸という美術との区別(芸術家と職人など:真贋派別として)の難しい分野の展示や
先日まで行われていた「ヨーロッパの近代工芸とデザイン アールデコを中心として」という企画展に
興味を持ったからです。
すでに企画展は終わっているので、なにか図録のようなものでもないかと。

残念ながらお目当ての展示図録はありませんでしたが、
現在行われていた展示も十分楽しめました。

玄関脇の彫刻作品
これも工芸ということでしょうか。
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急須、ですよね。
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美しいデザインの蒔絵手箱です。
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伝統的なデザインの上に、自由な発想が重ねられたような感じを受けます。

それはそれとして、これはどうだ!と言わんばかりの作品。
キンタウルス(陶芸作品)
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金太郎とケンタロスの掛け合わせなのでしょうが、
ヤサグレています。
ヘルメットの「狂陶」の文字に笑ってしまいました。

そしてこれも題名は忘れましたが、
解剖模型です。
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はらわたを晒しながら、妙になまめかしい質感の人形なのです。

そして千代田城。
今まで桜田門や大手方面をうろついた事はありましたが、
天主台を見たことがありませんでした。

近代美術館と工芸館の間でそれを見ることが出来る事を知り、
ついでに見てきました。

見るものを威圧せずには置かない迫力の石垣です。
天守閣があった日には、これを初めて見る田舎大名の肝を潰したことでしょう。
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門から見える天主台
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巨大な石の壁
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何故か南東の角だけ、石が丸く欠かれていました。
なにか理由があるのでしょうか。
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天主台の上。
これだけの広さが・・・
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天主台からの眺め
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周囲のビル郡からは区画されたここは、
時間の流れも別の世界のような気がします。

ついでに寄った所としてもう一つ。
天主台に登る前に、国立公文書館へ立ち寄りました。

公文書館外観
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ここに(近代美術館と工芸館の間)あったのか、と入ってみました。
ただし、今回は何の準備(何を調べるのか)もしていないため、
2階の受付へ進んで閲覧申請をすると、色々検索して半日はきっと費やしてしまうと思ったので、
1階の展示を流してみただけで早々に帰りました。

天主台を去るときには既に16時30分。
近代美術館に一度戻り、ミュージアムショップを冷やかしながら
携帯電話で追ってきた仕事を片付けて17時。

まだやりたいことが・・・

(続く)

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